ミクシィ「踏み逃げ」 市議候補に大ブーイング

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   ミクシィで他人の日記やプロフィールにアクセスして「足あと」を残したまま、日記にコメントをしない「踏み逃げ」が話題になる中、選挙候補者による「踏み逃げ」が波紋を呼んでいる。足あとを不特定多数のユーザーに残し、自分のページに誘導する狙いのようだが、「踏み逃げ」された側からはブーイングが起こっている。

   ことの発端は、ミクシィ内の所沢市の「コミュニティー(コミュ)」に、2007年4月17日に立てられたスレッド。「某議員の足跡」というタイトルで、スレッドを立てた人は、こう呼びかけている。

51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」

アンケートでは6割が「踏み逃げ」に否定的だ
アンケートでは6割が「踏み逃げ」に否定的だ
「22日の市議会議員選挙に向けて、駅前演説や選挙カーを見かけますね。 ところで某議員がしょっちゅう足跡をつけてるんですけど、これって公職選挙法に違反しないんでしょうか? 名前を売るための行為である事は明確で、気持ち良くありません」

   不特定多数に足跡をつけることで、ユーザーが足あとをたどって自分のページにアクセスしてくれるように「誘導」する行為だとして、これが「売名行為」だと非難されているのだ。 すぐに

「僕のところにも来てました」
「ウチにも来てた」

   といった反応が相次いだ。同議員は「所沢市コミュ」の参加者のページに、手当たり次第足あとを残していった様子だ。そして、

「キモイ」
「売名行為」
「アクセスブロックしなきゃ」

といった、議員に対する非難が続いた。
   翌18日には、この問題の是非を問うアンケートまで開設され、これまでに173人が回答。20%が「法律に触れていなければ、別に構わない」と回答した一方で、51%が「法律に触れてなくても、いい気分ではない」、10%が「マジ勘弁してくれ~!」と、全体の6割が「踏み逃げ」に対して否定的な見方をしている。ちなみに、「是非、応援したいと思います」と回答した人はいなかった。

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