下に落ちて3秒以内に拾えばOK 不二家であった??トンデモない「ルール」

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   不二家は2007年1月16日、前日の記者会見で明らかにした同社埼玉工場での18件の消費期限切れおよび賞味期限切れ原料の使用について、その詳細を記した調査報告を発表した。消費期限切れの原料の使用は07年1月5日まで行われたことなどがあらたに明らかになったが、不適切な原料の使用は日常的に行われていた模様で、ここへきて「床落し3秒ルール」なるものがあった、とする報道も一部で出始めた。

   不二家が発表した調査報告によれば、埼玉工場で行われた原料の不適切な使用(消費期限切れ・賞味期限切れ原料の使用)は、判明している限りで18件あり、最新のもので07年1月5日に消費期限切れの原料の使用があった。同社は06年11月に消費期限切れの原料の使用が判明し、管理体制の徹底を指示していたと説明していたが、調査報告により、ごく最近まで不適切な原料の使用が行われていたことが明らかになった。

不二家広報は「初めて聞きました」

原料の不適切使用のほかに「3秒ルール」あった!?
原料の不適切使用のほかに「3秒ルール」あった!?

   また、不適切な原料の使用のほかに「3秒ルール」があったとする証言も出てきている。
   2007年1月17日に放送されたフジテレビの報道番組「とくダネ!」では、倉庫で仕分け作業を担当していた従業員とされる人物の証言を紹介。それは、

「(商品が)落っこちて、3秒以内に戻せばOKと(いう状態だった)」

   といい、床などに落ちた菓子も商品として消費者に提供していたとするものだった。

   「3秒ルール」は食べ物などが落ちた時に、3秒以内に拾えば、衛生的に問題ないとする(子供がよく使う)論法のことで、もちろん論理的な根拠は全くといって良いほどない。「3秒ルール」が存在していたとすれば、同社の衛生管理体制が厳しく追及されるのは必至だ。
   不二家広報は、J-CASTニュースの取材に対し、

「(「3秒ルール」について)そういう事実があったということは現在までに確認されていません。初めて聞きました」

   と答えている。

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