2006年大晦日のNHK紅白歌合戦で、裸に見える衣装を着たパフォーマンスを演出した問題で、渦中のDJ OZMAは2007年1月14日、自身のブログを更新し、「素直に謝る」と謝罪した。ただ、パフォーマンスについて『低俗』『不謹慎』との批判については、「そう言った人達は本当にかわいそう」と苦言を呈し、さらに、NHKやチーフプロデューサーに対する批判のコメントまで登場しており、謝罪と怒りが入り混じる内容になっている。
DJ OZMAブログで「NHKには頭にきてた」と告白
「♂A HAPPY NEW YEAR!!」と題されたエントリーのなかでOZMAは、
「そうか、あれが嫌だと思う人がいたんだね。みんなはどうだった?いや、正直に言うね。俺はまったく考えた事も無かったよ。もしもこれを見てる人でそう思った人がいたとしたら素直に謝るわ」
と謝罪した。
「なんかもういいかな~って気も」
ただ、『低俗』『不謹慎』との批判については、
「『つまらない』とか『嫌い』とかならわかるけど、まさかそんなこと(『低俗』『不謹慎』など)言うなんて。勿論賛同だけを求めてなんかいないけど、その発想には驚いた。まぁ、そう言った人達は本当にかわいそうだけどね…。物事を一定の角度でしか見られないんだろうな…。自分がそんな感受性しか無い人間だったら、と思うとゾッとするもん」
と「批判への批判」とも取れる発言をしている。さらに、
「NHKにも実は頭にきてたけど、なんかもういいかな~って気もしてきちゃったし。定例会見の事も聞いたけど、ちょっと残念だったね。吉田(豊久チーフプロデューサー)さん、ちゃんと言わなきゃいけないことあったよね?駄目だよ。男だって信じてたのにな。俺の経験上、ばっくれてもいいことないよ」
とNHKの橋本元一会長が「使いにくい」などと発言した記者会見や、紅白歌合戦を手がけたプロデューサーを批判した内容になっている。