国土交通省は2006年12月19日、日本発の国際線機内に、持ち込み可能な液体類を制限すると発表した。100ミリリットルを超える容器での液体持ち込みは禁止、化粧水やオーデコロン、スプレーやクリームなど固形物以外全て制限の対象で、これらをまとめて1人1枚、容量1リットル以下の透明な袋に入れ手荷物検査を受けなければならない。ただし、医薬品や乳児用のミルクなどは原則として持ち込み可能。今回の規制は、06年8月英国で発覚した航空機爆破テロ未遂事件を受けた措置で、国際民間航空機関(ICAO)が今月、加盟国の航空当局にガイドラインを通知し、米国やカナダ、EUはすでに同様の規制を導入済み。日本では、07年3月1日から全ての国際線で導入される。