大手損保、今度は「2x4」住宅で保険料取り過ぎ

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   大手損保5社で、耐火ボードを取り付けるなどで燃えにくくした「2x4(ツーバイフォー)」住宅なのに旧来の木造工法を前提に割高な火災保険料を取る事例が相次いでいたことが朝日新聞の調べでわかった。2006年12月10日付で同紙が報じた。
   「2x4」住宅は旧来の木造工法よりも耐火性があるため、損保各社は1999年から保険料率を改定し、一般の木造住宅よりも3~6割ほど保険料を安く設定していた。しかし、改定後も多くの2×4住宅で割高の保険料が徴収されていた。
   J-CASTニュースが金融庁に「重要事項の説明義務違反ではないか」と問い質したところ、「保険料に関することなので重要事項にあたる、との認識はある」と答えた。また、「現段階では各社一斉に報告を求めることは想定していない」と話した。

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