発足から2ヶ月経った安倍晋三内閣の支持率が急落している。2006年11月27日付けの毎日新聞は、同社が2006年11月25～26日に行った世論調査（電話）で、支持率が53%だったと報じた。06年9月に行った前回の調査（67%）に比べ14%の大幅減だった。同紙は、「いじめ自殺など『教育3点セット』問題への対応や、郵政造反組の自民党復党問題などがマイナスに働いたとみられる」としている。共同通信が06年11月25～26日に行った全国世論調査でも支持率は56.5%と、10月中旬の調査より6.2ポイント低下した。また、日本テレビが06年11月10日～12日に行った世論調査でも、安倍内閣を「支持する」が10月の68.9%から9.5ポイント減の59.4%。朝日新聞が06年11月11～12日に実施した全国世論調査（電話）でも、安倍内閣の支持率は53%で、前回調査（10月）の63%から大幅に下がっており、11月に入って安倍内閣の支持率の急落が目立っている。]