米格付け会社スタンダード&プアーズは2006年10月4日、横浜市の依頼を受け、同市債発行の格付けが「AA-(ダブルAマイナス)」だったと発表した。日本の自治体から依頼を受けて格付けするのは、横浜市が初めてだという。
同社は、横浜市が多様な産業基盤を持つうえ、住民の所得水準が比較的高く、政令指定都市のなかでも自主財源の基盤が比較的強固であるほか、中田宏市長のリーダーシップの下、日本の自治体としてはかなり優れた財政規律が維持されている、と高く評価。また、市税収入が増加傾向にあること、債務残高が減少しはじめたこと、次期中期計画で引き続き財政健全化が図られる見込みであることなどから、債務返済能力は向上する、としている。
横浜市 市債格付けはAA-
2006.10.05 16:15
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